ローウィン第1週

ローウィンが発売されて初めての週末を迎えた。
スタンダードの解禁はもう少し先だが、いくつかの先取り大会から気になったデッキを取り上げてみたい。

・白緑キスキン
最強のコントロールメタカードと名高い《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》を軸に据えた白系速効デッキ。
《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LRW)》が《紅蓮地獄/Pyroclasm(10E)》を筆頭として赤カードに対する解答にもなっており、安定した速度で相手を殴りきることができる。
同系デッキに白単キスキンがあり、こちらは同系や対ビートを意識した構成になっている。

・フェアリー
インスタントタイミングでの生物召喚が主となるため、ソーサリー除去に対して強い耐性を誇る。また飛行生物で構成されているため、ブロッカーの存在を無視することが容易である。
また《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》を用いて相手のターンを《時間停止/Time Stop(10E)》することもできる。

・マーフォーク
シミチン氏が構築したことで、一気に普及すると思われるアーキタイプ。
島渡りや《メロウの騎兵/Merrow Reejerey(LRW)》などにより、コンバット面で優位に立つことができる。
ロードの単体性能が高いことも利点の一つとしてあげられる。

・赤緑ステロイド
基本的にはいままでと変わりはないが、《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》によってよりデッキパワーを増している。
特にオーバーラン能力を用いた速効は異常な強さを誇る模様。

・氷雪コントロール
《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》がメタにおいて強力であるため、再び頭角を現してきたデッキ。
特記すべき事項はないが、懐かしいので記載しておく。

・黒緑ラック
・ブリンク
・黒コン
・白コン
特記すべき事項なし。


以下個人的な見解。

《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane(LRW)》は前評判以上に強い。

白系対決だと《忘却の輪/Oblivion Ring(LRW)》を多く引いたほうが勝つ。

フェアリーはレシピ以上に強い。対赤も想像以上に戦える。除去をパイロに頼ったデッキだとまず勝てない。

《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》流行り過ぎ。

ビート環境というよりは、強いコントロールが完成されていないといった感じ。


……だれかデッキを我にー。（何度目だよ）
フェアリーがかなりガチくさいので、そっちの路線でいくかもしれない。パーツまったくないから通販かな。

《死裂の剣/Deathrender(LRW)》は面白い。ファンデッキの域を出るかは別として、面白い。