《永劫の年代史家/Aeon Chronicler(PLC)》って強いんですか、っていう話が出てきたのでそれについて。


Aeon Chronicler / 永劫の年代史家 (3)(青)(青)

永劫の年代史家のパワーとタフネスはそれぞれ、あなたの手札にあるカードの枚数に等しい。

待機X ― (X)(3)(青)、Xは0にはできない。

永劫の年代史家がゲームから取り除かれている間にそれから時間(time)カウンターが取り除かれるたび、カードを1枚引く。

*/*


序盤はキャントリップ付きの生物。
中盤〜後半の状況によっては《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena(9ED)》的な使い方ができる。

・メリット

差し引きノーカード以上で生物を召喚できる(=アドバンテージ)。
アップキープにプレイするという性質上、カウンター全般、特に《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》に対する耐性が高い。
また環境最強カードと名高い《差し戻し/Remand(RAV)》に対しても、カードアドバンテージ面で優位に立てる。(テンポは取られるが、それは他のカードでも同じである)
待機の性質上、ソーサリーの除去に対して強い。
テフェリーを出されていてもドローに変換することはできる。


・デメリット

場に出た後は性質上ハンデスに対して弱い。
回避能力がない。
待機の性質上、テフェリーに対してはやはり弱い。
待機の性質上、ブロッカーとしての登場が1T遅い。(通常キャストも可能ではあるが)
中盤戦以降や、対ビート戦などで、ハンドが維持できなくなると極端にサイズが小さくなる。


〜解説〜

土地を毎ターンセットすると過程して、年代史家のサイズシミュレートしてみよう。

先手の場合:2T印鑑経由から4T待機X=1。5Tのサイズは6/6。土地セットで5/5。
後手の場合:2T印鑑経由から4T待機X=1。5Tのサイズは7/7。土地セットで6/6。

・実践的なサイズ

先手:2T印鑑、4Tラスゴ、5T待機1 6Tのサイズは5/5 土地セットで4/4

さすがに最近のビート相手に4/4では仕方がないが、土地セットを抑えたり、コンパルなどで引き増せば5/5は維持できないこともない。


〜で←結論〜

現環境の青における最強の5マナクリーチャーであることは間違いない。(もっとも《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TSP)》の方が受けは広いが……)

ただし、環境はそこまで早くないので、無理に5マナ域を埋める必要性は低く、むしろタルモステロに耐性が低いから雑魚クリーチャーともいっても過言ではない。(過言)
またタルモハンデスにも弱いので、「それってただひたすら弱くないか」ていう説もないことはない。(無い)

要は、

「べ、別に除去られたって悔しくないんだからっ。ドローだってしてるもんっ」

って皆言いたいんだろう。ツンデレ万歳。

ただ、こいつが相手の場でデレモードになってるときは、大概にして負けフラグなので要注意である。

ぜひとも占有やら押収やら支配魔法やらでぜひとも僕のものになってほしいものである。(そのあと相手に除去ってもらってようやくトントン。大概にして1パンチもらってるからなんか納得がいかない。)

コメント

Lipr
Lipr
2007年7月7日20:27

まぁ結局のところ使われて強く使って一長一短って感じですわぁ。。

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